ryosayo’s diary

気になったことや書き留めておきたいことを書いていこうと思う

あまり小説を読まない隠れハルキストがおすすめ5作品をネタバレせずに紹介する

僕は 村上春樹 の小説が好きだ。

 

普段あまり小説を読むわけではないけど、彼の新しい作品は気になり長編小説は全て読んでいる。

 

だけど日本では大きな声で村上春樹が好きと言うとハルキストと呼ばれ1つの宗教に入っているように思われてしまう。

 

そういった雰囲気が嫌なのと熱狂的なファンではないので、周囲の友達にはあまり言わないようにしている。

 

そんな僕のベスト5をネタバレしないように紹介します。

 

 

 

 

 

ねじまき鳥クロニクル

ねじまき鳥クロニクル 全3巻 完結セット (新潮文庫)


この作品は一番面白いというより、一番印象に残った作品です。
途中まではそれなりに平和な日常の描写で退屈だけど、何気ない感じで事件が起きます。
そこから何となく暗く怖い雰囲気となり少し嫌な気持ちで読んでました。
話が長いので、初心者にはオススメしないけど、他の作品が好きならば1度は読む価値ありです。

 

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

 

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)


小説自体をあまり読まないけど村上春樹の作品を読みたいのであればこの作品をオススメしています。
ボリュームが少ない割には彼の世界観が描かれており、雰囲気はだいぶ掴めると思います。

 

1Q84

1Q84 1-3巻セット


日本でだいぶ話題となった作品です。当時の新興宗教の事件が少しなぞられています。
作品内の事件も結構エグい話であり精神衛生上あまり想像したくない内容です。
この作品はSFな部分も多用されていて、何となく助けられた感じです。

 

海辺のカフカ

海辺のカフカ 全2巻 完結セット (新潮文庫)


1q84とそんなに遜色はないです。この作品もだいぶSFではあるけど妙にリアリティがあり
読み応えがある作品です。女性との絡みシーンも彼の作品の醍醐味ではり悶々とさせられました。

 

ダンス・ダンス・ダンス

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)


代表的な羊3部作と呼ばれる作品の最終章です。
彼のデビュー作からこの作品まで若干の繋がりがあります。
もちろん1つだけ読んでも面白いですが、始めから読むことをおすすめします。
ただ村上春樹の初心者にはオススメしないかな。

 

日本ではノルウェイの森が一番有名で、彼の世界観は出ているけど、恋愛小説に近い感じがして上記の5作品には及ばないと思っています。

 

 

小説ではないですが「走ることについて語るときに僕の語ること」も彼の一面が分かるので面白いです。

 

 

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 

あまり深い考えを書くと各方面からマサカリが飛んできそうなのと、読んでから何年も経ってるので各作品への熱い思いを上手く伝えることができませんが彼のファンが1人でも増えれば嬉しく思います。